コンピュータプログラミングの授業の一環で、先日H8マイコンを使ったライントレースロボットを動かす機会がありました。RURの人間、特に普段からH8を扱っている人間にしてみれば、何のことはない瞬殺できて当然の内容なのですが、ひとつ面白いことがありました。
2種類の黒い床がありまして、ついこの前までセンサが両方黒いと認識していたものが、あるときからだんだん動作がおかしくなってきて、ついに片方を黒と認識しなくなってしまったのです。ボリュームを回して調整してもまったくだめでした。回路自体は最もオーソドックスなもので、電気的にも機械的にもこれといって特別な外乱光対策がなされていないというのはあったのですが、動いていたものが突然動かなくなるというのは恐ろしいことです。
ラインを読めないライントレースロボット。その姿は哀れで、どうしようもないものでした。これではまったく話になりません。もしこれがNHKの本番会場で起こっていたら... 想像するだけで震えが止まりません。
たかがライントレース、されどライントレース。ライントレースは基本中の基本です。甘く見ないでしっかり作りましょう。
kita