ウフォ班報告2

handvUFOと書いてウフォ。1はこの前のヤツで。

はしもとさんをして「欲望のままにつくった」UFOキャッチャの手先がほぼ出来上がりました。動力は贅沢にもン十㌔のトルクを誇るサーボを使用。とりあえず開閉できればいいのでサーボは1個だけです。壊れたらどうしよう・・・はらはら。
前も書きましたが、開閉の動作両方にワイヤーを使っており、計10本のワイヤーが1個のサーボに集中するさまは・・・擦り切れそうです

去年と同じくUFOキャッチャのくせに「取らせない」ことを全く考えていません。ちょっと操作が難しいからいいかな?なんて。

さて、UFOキャッチャと言っていますが、今作ってるやつはもはやUFOキャッチャの形を成していません。どちらかと言うと、と言うかそのまんまロボットアームになりそうです。
腰、肩、肘、手首と四つの関節を持っています。手首以外の三つの関節及び回路そしてなぜか去年のUFOキャッチャを復活させることになりそちらの回路をそれぞれ一年生が担当しています。


この学祭が終わると次は(受かれば)NHKです。なので一年生には今のうちにできる限り経験を積んでおいてもらいたいと思っています。

電気屋さんて理路整然とした理論がありますよね。こうすれば動く、コレじゃ動かない、みたいな。このモータをこう動かすにはどうしたらいいか、みたいなのがおおよそ決まっています。デジタル的とでもいいましょうか。

でも機械屋さんて良くも悪くもアナログなんすよね。機械屋さんというかオレが?
なんというか、半分は基礎となる技術やら理論やらですが、もう半分は勘とセンスとヒラメキなんです。機械屋、というかオレは

一つの動作を作り出すための方法はたくさんあります。例えば今やってるアームを持ち上げる動作。モータ直結、ギア、リンク、ワイヤに糸にタイミングベルトにラダーチェーンetc・・・。どれが一番いいかや向いてるかなどに加え各自の好みや得意不得意もあります。UFOもなるべく1年生に好きにやらせようと思っても、何だかんだで自分の意見がかなり入っています。
どこまでが自分の考えでどこまでが教育かビミョウなところです。

下手に目を離すと驚くようなことしちゃうし。

最低限の基礎的な知識はもちろん教えなければならないこちらの責任ですが。
その場その場で手出し口出しもとい手取り足取り教えていかなければならんようで。「知ってるだろうな~」と思い込むのはかなり危険な行為なようです。

かといって週に2日はいないのは文字通り教育上よろしくない?いや、でもこれは譲れんし・・・。

教育なんて偉そうな事いってますが、自分だってまだまだ発展途上です。いまだに先輩に教わることもしょっちゅうな身です。
そんな「半分ノリで作ってる」自分としては・・・。


と、ココへ来て教えることの難しさをヒシヒシと感じています。
あ、コレを見てるかもしれん1年生、知識不足やそれによる失敗は決して君らのせいではなく教えていない我々2~3年の責任ですので気にしないで下さい。知らんことは知らんと言ってくれれば助かります。


写真:ぴーす。



くにm@水曜と木曜の午後がヒマです。そんな都合のいいバイトってないすか?