私はロボット競技のルールを読むときに常々「火気厳禁」の制約さえなければなと周りに愚痴をこぼしています。それは、模型用の内燃機関を使いたいと思うからです。
模型用の小型エンジンは、日本企業が世界をリードしています。エンジンは電気モーターと並ぶ立派な原動機です。ロボットの動力に使わない手はありません。モーターに比べて小型軽量のわりに大変高出力で、バッテリーと化学燃料ではエネルギー密度も今のところまだ大きな差がありますから、連続運転時間も長いです。
企業でも大学でもコンテストでも、小型のロボットに内燃機関を搭載している例は見たことがありません。小型内燃機関の存在さえ知らない人も多いと思います。モーターに比べて扱いづらい面もありますが、長所もたくさんあります。エンジンの方が適している用途は必ずあります。災害救助用のロボットなどは、電源の乏しい災害現場で長時間の動作を行う必要があるため、エンジンが適している一つの例ではないでしょうか。
近年、バッテリーやモーターの性能向上は著しく、燃料電池のようなものが普及したらさらに便利になるでしょう。それまでのつなぎといってしまうとエンジンメーカーの人に悪いのですが、エンジンも活躍の場は必ずあります。
以上私の主張でした。
kita
初めましてhamaというものです。
実をいうと私も火気厳禁さえなければ… と思っていた人間の一人です。
内燃機関は危険でレギュレーション上、ロボコンではなかなか使う機会がありませんが、kitaさんの言うように普段の生活で使うにおいては優れている点はあります。
将来私は燃焼工学の道に進もうと思っていまして、kitaさんの主張には感動しました!!
いきなりこんなことを書き込んですみません。あまりにも感動したもので。