春休みを利用して、
サークルで所有している 卓上フライス盤のコラム強化をしました。
主軸を傾けることができる仕様により、
コラムがボルト1本だけで固定された片持ち状態という
非常に剛性の低い構造でした。
そこで、コラムを後ろから固定して剛性を高めることにしました。
同系のフライス盤のコラム強化は、多くのサイトで加工例が紹介されているので、
それらを参考にしながら、以下の写真のような補強を行いました。
今後さらに剛性を高める必要が生じた時に
コラム自体にタップを立ててボルトを追加できるよう、
板材の上部に穴をあけておきました。
また、下に敷いた材料には不要な穴があるなど使用感がありますが、
いかんせん資金面に余裕がないので、
材料は先輩のツテでゆずっていただいた端材を使用しました。
精密さを要する加工は、大学付属の加工場を使用させていただきました。
補強を行ったことで、
いままでは機械が振動してしまってできなかったような重切削ができるようになり、
いままでは機械が振動してしまってできなかったような重切削ができるようになり、
加工面も以前より綺麗に出せるようになりました。
作業中は各方面に迷惑をかけてしまいましたが、
大学ロボコンに向けて奮闘している後輩たちのために、
より良い作業環境を整えることができたと思っています。
溝部先輩、お忙しい中ご指導くださいまして、どうもありがとうございました。
志村