教育用資料作り

今私は来年の知能ロボットコンテストに向けてマシン作りをしているのですが、いざ部品を注文する時になって本当にこれでいいのか?買ったあとで後悔しないか?という魔がさしてきてしまいまして、現在二の足を踏んでいるところです。改めて計算のしなおしと情報収集をしています。


そんな中、頭を冷やすためというわけでもありませんが、今日急に思い立って1年生の教育用の資料を作り始めました。「割り込みとは何ぞや?」という題名で、主にタイマー割り込みに関する基本的なことからそこそこ高度なことまでをつらつらと書いています。今日中に終わらせるつもりでしたが、もうあと1、2日かかりそうです。今までこれがなかったのも不思議といえば不思議に思います。


そもそも人類がこれだけ発展したのは、知恵の蓄積があってこそなのです。それとおなじで、知識や技術の伝承なくして部の発展はありません。新入生が3年間かけて独学で身につけた知識や技術を、下に伝えないままやめていき、それが繰り返されるというのは最悪のパターンです。伝承がうまくいっているところは毎年確実に実力を伸ばしていく一方で、うまくいっていないところはなかなか上に上がれません。


口頭での指導だけではまず不十分です。文章として残し、データベース化することが一番大切です。とか何とか言いつつ、やっぱり現役で自分もマシンを作っている途中の身にしてみれば、こういう作業は面倒くさいです。モチベーションの問題です。組織の発展が自分の利益につながるという精神教育が必要な気がします。


kita