敗者の呟き

実はもう1つ存在した川崎1年班所属、Θ俣です。機体名は「エビラ」


この班は、右も左もわからない中、「6月に仙台で行われる知ロボだけでなく、川崎にも俺は参加してやるゼ!」と上級生も手を出さなかった無謀プランを立てた2人で構成されています。


今回の川崎ロボットのコンセプトは「機動力の高い機体を作ろう」という物でした。話を聞いて回って「スライダークランクという物が在り、難しいながらも良い足になりそう」という情報を手に入れソレに安直に飛付き、クランク長3センチの120度位相スライダー、という物を作りあげたのでありました。


作りあげたのですが、大きく場所を取り(特に横幅)、動く度に壊れていく物でした。又、大きさ、重さ、製作時間から両側にそれぞれ1足ずつしか付けれず、前にキャスターを付けて誤魔化す事になりました。そして足に気をとられる余、アームが疎かになり、ただ下から掬い上げる簡単な物でした。


結果は25日の選考会での棄権×2。


1回目はスタートと同時に後に転倒。どうやらバランスが悪かった様でした。


2回目の発進までに必死にバッテリー2個を前に括り付けて重心を前方に移して再度挑むも、数歩進んだトコロで両足が動かなくなる。モーターが回ってる音はするのですが、それが何処かで空回りしている模様。


色々と反省させられました。


次回は信頼性の高い多足、豪快なアームを作り、リベンジしたい所存です。