某所からの依頼で、橋の欄干の上に付いてるやつを作りました。
まあ、もちろん冗談ですが。
実際の大きさはφ8ほど、旋盤によるC3604快削真鍮丸棒からの削り出しです。
卓上旋盤＋人間CNCにて円弧補完……は無理なので、総型バイトを作り、加工しました。
本来、このような形状はCNC機械や、カム式自動旋盤が得意な加工ですが、総型バイトを作成すれば、汎用旋盤でも成形できます。
やっぱり真鍮はきれいでいいですね。
真鍮は削ってよし、眺めてよし、これですぐにくすんでしまわなければ言うことなしなんですが。
ちなみに、この部品の実際の用途は、レスコンマシンに搭載するカメラの角度を自由に調整するための部品です。
カメラ用の自由雲台みたいな感じで使います。
さて、本番も近づいてきたところで、最後の追い込みにかかりたいと思います。
溝部