知能ロボットコンテストまで1週間です。焦燥感からか、最近一年生達がずいぶん遅くまで作業をするようになってきました。
徹夜はイクナイぞ。
でもがんばれ。超がんばれ。
というわけで、オジャマ虫は久しぶりにゆっくり休ませていただきます。合掌。
で、マシン紹介のつづきです。今日はアウタートーチ用マシンの2号機を御紹介。
日誌16で紹介したアウターマシンの簡易版です。アウターの設計図を元に設計され、部品や回路などに共通する部分が多々あります。
このマシンは試合ではスタートゾーンから一番近いトーチをまっしぐらに目指し、得点と妨害をするために作られました。写真の上の方の白いのがいわゆる「フタ」になります。また、一つのトーチへの得点しか考慮していないため、アームの上下機構はなく、上にボールを一つつかんだ状態でスタートします。
しかし当日は、ボール型妨害マシン
デス・スター
をボールの代わりにつかんでスタートし、完全に妨害専用マシンとなり活躍しました。
ちなみにこのデス・スター、マシン発送直前に二日間で作られました。
ボールと同じサイズの発泡スチロールの球をくりぬき、マイコン、電池、ギアボックスを埋め込んであります。相手ゴールに投入された後、タイマーで風船のついた紐を巻き上げて相手ゴールをふさぎます。
アウター二号機、名前は
ナガスギター
といいます。別に何か「長過ぎた」のではなく、マシン製作にあたった2年生三人の名前です。漢字で書くと「長杉田ー」。「長」は長谷川君の「長」で、永田くんの「永」ではありません。
このマシン名には一つ裏話があります。
ある日の部室
体育館でアウター一号のデバッグから引き上げてきた橋本さんと二号機製作中の永田くん。橋本さんの独り言。
橋本「アウターおせーな~」
永田「ビクっっっ!!!!!!!」
何が起きたのかって?つまりこういうことです。
橋本「アウター一号の走るスピードおせーな~もう少し速くなんないかな~」
ところが永田くんにはこう聞こえたんですね。
橋本「アウター二号の製作スピードおせーな~さっさと作れよな~」
アウター二号の設計はもちろん一号を手がけた橋本さん。
戦々恐々としている永田くんの様子にようやく橋本さんもナニを言ったのか気がついたようで苦笑い。アウターマシンの呼び方を区別しようということで、「ナガター」に。そのご回路担当の杉崎・長谷川の名前も付け加えられましたとさ。
製作は以上の通り永田杉崎長谷川の三人。といいたいところですが、なんだかんだで橋本さんのウェイトが大きかったりします。作業量を名前で表すならさながら「はしもとなすた」ってとこすか??
試合当日は実はじみ~に活躍してます。写真のすみっこできっちりフタしてます。
写真:相変わらず廊下にて
くにm@のんびり