はじめまして,広報の学部一年山口です。
8月24日に部内ロボコンを行いました。
部内ロボコンは次の年のNHKロボコンに参加する予定の一年生が、NHKに最低限必要な設計や製作の技術を学ぶために部内で行われる大会です。
ルールは主に2年生が中心となって作成されます。
今年のフィールドはこんなかんじです。
今年は手前にあるリーフ(色がついていたりついていなかったりする円柱形の発泡スチロール)を指定のリングの中に指定の個数置いて、最後に中央のオブジェクト(脚立みたいな物)の上にバドミントンの羽を打ち上げて乗せるというルールでした。
各フィールドの奥に高さ500mmの台の上に設置されているリングがあるのですが、マシンのスタート時の大きさ制限とアクチュエータの個数制限のせいで簡単にはクリアできないようになっており、各チームのマシンには工夫が見られました。
ここは上下直動と前後直動が丸棒の軸で接合されており、上下直動が上に上がることで、前後直動の後部に付いているワイヤーが引っ張られ、写真の用に傾いて高さを稼ぎます。
このチームは普通まっすぐであるラックギアを使った直動機構のレールとなる角柱を曲げていました。
写真のマシンの左側面のペットボトルのすぐ左に見える青い線がラックで,曲がっているのが分かります。
このラックをスライダが上ることでアーム自体の角度が変わり、高い場所にリーフが届くようになっていました。
このチームは写真の通り平行リンクが用いられています。駆動にはエアシリンダを用いており、この状態への素早い遷移が可能となっていました。
動作の安定度に差はあったものの、どのチームも比較的(謎)無事にコースを走ることが出来ました。
来年のNHKを下から支える(予定の)1年生達です。
ちょうどABUロボコンがネットで中継されていたので見ることが出来ました。
多くのOB・OGの先輩方に大会を見ていただきました。
試合が終わった後は、機構に関する質問をされたり、ロボットの改善点等、とてもためになる時間を過ごさせて頂きました。
今年は去年に比べルールが難しく、サイズ制限、アクチュエータの個数制限に苦労したのは当然の事ながら、部内にある機械要素(タイミングプーリや電磁弁など)の不足に悩まされていたところが多くありました。
難しいですね。それではノシ