2006年 かわさきロボコン報告書

2006 ロボット異種格闘技戦チェンバー杯 報告書

電気電子工学科2年 大作一矢

 

 

 

対戦結果

 

マシン名:(TAT1) 改」

一回戦: 試合開始直後に相手の攻撃でアームを破壊され、そのままひっくり返されて敗北。

 

反省

 

 八月のかわさきロボコンでのリベンジをするべく、「TAT1号」を大幅に改造して出場した。前回後ろ足だったユニットを前足にして、走破性の向上を狙った。また、ギアボックスを取り外してモーターを足に直付けすることで確実に動作するようにした。しかし、一番力がかかるはずのアームは強度不足だった。機動性は高いと思うが、アーム攻撃での決定力に欠けるマシンになってしまった。軽量で3.1㌔㌘。

 

その他

 

 今回の大会は実戦経験のあるかわさきロボコン経験者が多かったこともあって、強いマシンが多く集まっていると感じた。出場者のマシンはだいぶパターン化していて、

 

   
大型で長い棒状のアームを持ち、倒れこみ方式でスタートするマシン(武神皇など)

    本体は規定サイズに収まっているが、折りたたみ式の回転式アームを持つマシン

 

の二つのパターンがとても多かった。勿論両者とも足機構は120度や180度位相のスライダクランク、タイヤ足などの機動力が高く軽量な足を備えている。

 もはやかわさきロボコンは「ぼくのかんがえたあしきこう」では勝てない大会になっていると感じた。まずは他人の真似をして、そこにオリジナリティーを加えればよい結果がでると思う。そのためには他の人が作ったマシンを直に観察することが必要だろう。