NHK学生ロボコン2025に出場しました

ご報告

東京農工大学ロボット研究会R.U.Rは、2025年6月8日に開催された「NHK学生ロボコン2025」に出場し、ベスト4という結果を収めました。

惜しくも準決勝で敗れましたが、多くの経験と技術を身につけることができた大会となりました。

大会概要


大会名NHK学生ロボコン2025
 ~ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会~
開催日2025年6月8日(日)
場所大田区総合体育館(東京・大田区)
主催NHK、NHKエンタープライズ
後援文部科学省、一般社団法人日本機械学会、一般社団法人日本ロボット学会
協賛パナソニック コネクト株式会社、マブチモーター株式会社、ローム株式会社、
東京エレクトロン株式会社、SMC株式会社、ヤマハ発動機株式会社、
鹿島建設株式会社、株式会社日立ハイテク
協力NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社、株式会社モルテン

ルール紹介


今年の競技課題は「ロボットバスケットボール」。1チーム2台のロボットが、ドリブル・パス・シュートなどを駆使し、得点を競います。

対戦する2チームは、赤・青2つのコートに分かれて、オフェンスとディフェンスを交互に切り替えながら、競技を行います。

得点要素:
2ポイントシュート:2点
3ポイントシュート:3点
ダンクシュート:7点

今年の競技課題は、学生ロボコンとしては極めて異例である、双方のチームのロボットが同じフィールド内で、入り乱れる競技となりました。そのため、ファウル判定なども導入され、高度な戦略戦術や素早い判断が求められる競技となりました。

試合結果


本大会では、出場チームを5つのグループに分けたリーグ戦形式の予選が実施されました。その後、予選を勝ち抜いた8チームによる決勝トーナメントが行われました。

予選第1試合(vs 立命館大学)

相手のロボットを越える高い軌道でのパスと、R2による3ポイントシュートを3回連続決めて9点を獲得し勝利しました。

試合後半にはブザービーターでのシュート決め会場を沸かせました。

予選第2試合(vs 東北大学)

初戦に続き、R1からR2へのパス形式での試合展開を行い、3ポイントシュートを3回決めて9点を獲得し、勝利しました。

予選第1試合の結果と合わせて、予選を2位で通過し、決勝トーナメントへの進出を決めました。

準々決勝(vs 電気通信大学)

予選に引き継ぎ、R1からR2へのパスを軸に試合展開を進めましたが、シュートが外れてしまい、両チームとも無得点で試合終了。シュート回数が多かったため勝利となりました。

準決勝(vs 豊橋技術科学大学)

準決勝では、強豪校の豊橋技術科学大学と対戦しました。序盤のオフェンスでは、R2のよる素早い走行で、ディフェンスを抜きゴール近くまで侵入することができたものの、豊橋の背の高い妨害機構によりシュートを阻まれ、得点には至りませんでした。

その後のディフェンスでは、相手ロボットへの進路妨害やダンク阻止を狙ったものの、遠距離からの3ポイントシュートを複数回決められ、0対9で敗退し、今大会はベスト4という結果になりました。

最後に


本大会では、ベスト4という成績とともに、、正確な3ポイントシュートやパスの美しさが評価され、デザイン賞を受賞いたしました。

ここまで、活動を継続し、勝ち進むことができたことは、皆様の応援とご支援のおかげです。本当にありがとうございました。

 

大会の様子


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