ランチャーができるまで・・・(NHK2002)

History


 

7月
 B案としてアイデアをNHKに提出、書類審査通過。ちなみにこの時点で発射するボールの数は50個と言う事になっていたが、数日間に渡る徹夜でみな実現できると信じて疑わなかった。
8月
 かわさきロボット班の活動がメインとなる為、ABUロボコン班休業。
9月
 かわさきロボット競技大会終了直後から製作を開始する。ここで設計を始めてようやくボール50個は物理的に不可能だと分かる。試作機製作開始、ボール割れまくる。
10月
 試作機構の飛距離の限界が見え始める。
この時期はハエ叩きのような機構(右写真)など妙な試作機が出来ては消えていった。
11月
 第1回試験走行会開始、他のマシンが動き始める中でこれだけうまくいかず、メンバーの大半が限界を感じる。(写真左の機構)

学祭終了直後急遽現在の形に設計変更、試作機が出来る。(写真右、打ち出しシーン)

12月
 1年生を召集してユニットの量産開始、何とか全段完成。

14日、NHKビデオ撮影。27発の打ち出しに成功する。

1月
 各班軽量化を開始する。ちなみにこの時点で20kgはあった。目標は半分の10kgとなった。とりあえずプラスチックでフレームを作ってみる。
2月
 本格的な製作が開始、ランチャーの回転・持ち上げ機構が出来る。 最終練習日(17日)時点でフレームが斜めになったり、セッティングできないなど完成度が10%程、安全性の問題の為に回転機構を排除。

21日、NHK取材日にランチャーが自爆(写真左上)発射装置の欠陥発覚、危ないので持ち上げ機構も廃止。

22~24日発射部の完全作り直し。(右上、改良後)

25~28日土台の改良、ランチャーの補強。(左下、板トラスによる補強)

28日、発送。



3月
 2日、テストラン。なんとか倒れなかった。

3日、本番。20発以上打ち出すも一発も入らず。
取り外しが大変だった(写真右)

 

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