JLCPCB様よりPCBAのご支援をいただきました

JLCPCBという会社をご存知でしょうか?JLCPCBは、プリント基板の製造サービスを行っている企業です。今回は、JLCPCB様よりご支援頂いた、PCBとPCBA(プリント基板の製造・部品の実装)についてご紹介していきたいと思います。

JLCPCBとは?

JLCPCBは中国に本社を置く企業で、世界中で180以上もの国や地域との取引実績を持っており、年間のPCB製造数は600万枚を超える企業です。個人で基板発注を行うことができる数少ない会社の一つであり、WEBで見積もりが完結することや、国内の企業に比べて非常に安価な価格で基板を作ることができる点が特徴です。ロボット研究会では、JLCPCB様に基板制作費用の一部をご支援をいただいております。

JLCPCB 日本語サイト:https://jlcpcb.jp/

他にもたくさんの魅力があります。詳細はこちらの記事にて紹介しておりますのでぜひご覧ください。

JLCPCBの特徴

JLCPCBの長所を端的に述べると「安価・短納期」ということが挙げられます。

安価:一般的なガラスエポキシ基板(FR-4)の2層基板であれば、100mm×100mm以下のサイズで5枚2ドルという信じられないほど安い値段で発注することができます。秋葉原でユニバーサル基板買うよりも安いのではないでしょうか。製造は海外で行われるので、送料が心配と思われるかもしれませんが、「OCS Express」という安価な配送サービスを選択することが可能です。
※基板の条件によっては、追加料金がかかります。詳細はこちら

短納期:前述した、2層基板であれば2日間で製造可能です。また、PCBAサービスを利用する場合、PCBの製造期間は24時間で行われるので、PCBAサービスを利用する場合でも非常に短納期です。

また、DHLやFedEx、UPSなどの航空便を選択すると日本国内の配送先まで1~5日程度で届きます。今回発注したPCBA基板は配送サービスとしてDHLを選択し、発注から7日間で手元に届きました。

↑2024年4月現在、FR-4製の2層基板100×100を5枚発注する場合の送料です。
※価格は変動しますので参考程度としてください

 

今回発注させて頂いた基板の紹介 〜電磁弁制御基板〜

エアーシリンダー駆動用の電磁弁を制御する基板です。CAN通信で外部基板から司令を受信し、FETをスイッチングして、電磁弁を制御する構成です。今回は、PCBサービスだけでなく、PCBAサービスで表面実装部品の実装もおこなって頂きました。これにより、大幅に作業時間を削減し、開発のサイクルを早めることが実現できました。

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